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五月人形の角(鍬形)は、どっちが正解?
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五月人形の飾り方で、ちょっと気になるのが角の部分の鍬形(くわがた)を挿した時の形。
良くお客様の端午の節句のお祝いシーンを見ることが、しばしばあるのです。
お客様が投稿してくれたお写真とか?お節句で祝っている家族のシーンのブログとか?
可愛い息子ちゃんおために、ご自分で飾ってお祝いしているんでしょう・・・
しかし、「あれっ!」て、思う時があるのです。
鍬形(くわがた)の挿し方が、違っている。
そうなのです。
この兜部分の所に差し込み口が2箇所か、3箇所あるのですが、
この両サイドの差し込み口に平べってたい形状の金属の形の角みたいのを射し込みます。
これで、五月人形の飾りはほぼ完成なのですが、
この角(つの)の鍬形(くわがた)部分には、実は裏表、左右があるのです。
まず、基本的に表面に堀がある。デザインが描かれているのが表です。
裏表のデザインが無く、表か裏か解らない鍬形(くわがた)も存在しております。
こんな時は、鍬形(くわがた)部分を差し込む根元に有名作家さんのモノでしたら、
作家名が掘られております。
その作家名が、掘られている方が裏となります。
で、左右がどっちなんだろう・・・?
これが、皆様がお悩みになるところですよね。
右、左の表示もなければ、右、左の基本の情報も何も無いのです。
専門家から見ると、「その表記が無くても解るだろう・・・」
でも、現実は皆さん解らないのが事実です。
基本的に鍬形(くわがた)が挿さった時の形状は、ローマ字の「 Uの字 」になると考えてください。
外側に向かっていく曲線では無く、内側に向かっていく曲線となる。
この挿し方が、五月人形の正しい挿し方となります。