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五月人形の工房(作り手)の物作りの始まり

女性のリクエスト
思い出す おじいちゃん、おばあちゃんの家

日本らしさ

日本らしさを感じる京都の古い町並み

ですが、五月人形の業界にはこのような雰囲気の屏風が存在していないという事実。

日本らしさが残る庭園、これこそ日本

そこで、私共 静岡県藤枝市 人形のひなせいでは、ある女性のリクエストを頂戴しました。


ある女性のリクエスト・・・


日本らしさが、大好きなんです!

昔懐かしく思い出す
青々している山の景色の中に、ひっそりと佇(たたず)む
おじいちゃんとおばあちゃんの住まい。

中に入ると何だか、ひんやり感じる趣(おもむき)ある空間。

日本の伝統を伝える
黒く澄んだ大黒柱と、屋根をささえる大きな梁(はり)。
樹齢数十年の木々を山から頂き、人が住む、生活するために建てられた家。

パキパキ燃える囲炉裏

そこには、囲炉裏があってパキパキと音を発てて燃えております。

今となっては、とっても重厚感が溢れる空間。
落ち着きある空間。

ある女性のリクエスト
古き良き時代
彼女はこう言ったのです。

確かに、最近の人気な五月人形は、小さくなってきております。

しかし日本の風情を感じる人気な五月人形というのは、数少ないような気がします。

私共の雛人形、五月人形の業界にも
やはり大量消費、大量生産の流れは、やってきているという事実。

日本らしさが佇む


こんな時代だからこそ、あえて日本らしさ!
こんな西洋化が進む中、せめて五月人形こそは、
日本らしさ

そう私共に気付かせてくれた彼女のコメント、リクエスト・・・

彼女の求めているモノが、私共の方向性の転機だったのかもしれません。

目指すところ
気に入ってくれる人だけでいい!

どんどんと日本の街並みや日本家屋が洋風化していく中、

五月五日の端午の節句には、どのような味付け(テイスト)が、

ひなせいでは出来るのか?


そう、考えておりました。


そして、あの女性のリクエスト・・・

古い町並み

そして、複数年かけて辿り着いたのが、国産の杉の材をふんだんに使い作り込み、

良い所だけを選び取り作りあげている古民家調の素材。

自然の材


この自然の、日本の杉材を屏風に使い五月人形を提供しているのです。

本物思考で・・・

天然の素材の森林


確かに、大量生産を求めた五月人形ではありません。
ただただ、こんな日本らしさを感じたい人の為に作っております。

自然の材のぬくもり

五月人形の屏風としては、
割高な自然の材の杉材

五月人形の製作者(作り手)の物作りがいよいよスタート

実は、五月人形のコンパクト化の流れによって、コストの高い自然の素材が使えるようになったのです。

しかも、私共の静岡県藤枝市という立地も好条件となりました。
静岡県藤枝市というのは、隣の市が島田市。

富士山が見える静岡

ここ島田市には、あの有名な大井川が流れております。
この杉材は、静岡県島田市の大井川上流の山々から切り出された杉材なのです。

昔の東海道には、「越すに越されぬ大井川」という名文句が残っております。

そこを渡るのに、川の水位が低くならないと渡れないという河川。
この川を隔てて両側には島田宿。金谷宿がありました。

実は、この昔の島田宿は木材の生産地でもあったのです。

湿気こそ木々が育つのです

大井川という豊富な水量により、上流の山々で切り出された木々を
川の流れと水量を利用し島田宿まで運び、島田という街で加工してから
東海道を使い、西へ東へ人々は運んで行ったのです。

この材木が入手し易かった土地柄を利用して、
静岡県藤枝市 五月人形のひなせいでは、
天然の素材を使い、
五月人形の屏風として製作しているのです。
※現在では、大井川以外の国産杉も使用しています。
良質な材にこだわる

職人の目

日本らしさを追求。
辿り着いた古民家調。


つなぐバトン

共に企画、共に作る

幕板の完成

素材が、天然の杉の材。
中には、樹齢30年を超すものも・・・

温かいぬくもりを感じる木の目。

こんな味付けのひな人形の屏風、飾り台。

確かに、木の素材までこだわり、特殊加工を施してきますとさすがに、数量が出来にくくなるのです。


数多くを作らない


絵柄を巻き込む

絵の糊付けの工程い

屏風の仕上げ



私どもは決して
大量生産を求めてはいないのです。

少量でもいいので、納得して購入してくれる方に、こだわりの一品を届けたい。

そう、願ってやってきました。

五月人形の製作者(作り手)の物作りは徐々にっ認められていきました

当初は、中々世の中に認められずいましたが、

今ではその複数年の積み重ねが、当社の

技術、独自性として認められるようになってきました。

モノ作り想い出作り

喜んでくれる人だけでいい

静岡県藤枝市 人形のひなせい 社長 青木健明の現場作業風景。

今は、立場上あまり作業の現場には口を出さなくなりました。

スタッフに任せ、信頼をおき各自の責任で仕事をしてもらうようにしました。

実際、私も他の業務が多くなり社長としての役割に専念させてもらっております。

そのような事が出来るのも、スタッフの成長あってこそです。

自由に製作



スタッフの成長に感謝

想いを伝える

喜んでくれる人へ



共に製作、企画

この気持ちを伝える

喜びの笑顔を想像する

最終確認の工程



正直、新規格の新商品を世の中に送り出す瞬間は非常に疲れます。

非常に知恵を使います。

ですが、企画が世の中に認められ仕事が出来ることの喜びは

もっと嬉しいものがあります。

こんなお客様が喜んでくれた。

あのお客様家族に満足を与えることが出来た!


仕事のやりがい

ひとり家族が増えて、今更ながら幸せ感じております。


こんな気持ちを忘れずに、コツコツと切磋琢磨にモノづくりに励んで行きます。


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