五月人形(兜飾り)のお下がりはダメですか?NG 飾らないと、どうなる?

新しい家族が増えての初節句に、五月人形を用意するの?しないの?

どうしようかとお考えの方への参考情報です。


五月人形は縁起物? お祝いもの? 成長を見守るもの?


楽しい家族との端午の節句


端午の節句の五月人形とは?

「五月人形」とは、端午の節句(5月5日)に飾る日本の伝統的な人形のことを指します。

主に男の子の健やかな成長を願って飾られます。

五月人形は、主に武将や兜、甲冑などの戦国時代の武士の姿を模したものが多いです。

家庭によっては大変豪華なものが用意されます。



五月人形は、日本の文化において多面的な意味を持つ特別な存在です。


端午の節句に飾られる五月人形は、縁起物としてや、お祝いの象徴として、そして子供の成長を見守るものとして位置づけられています。

伝統的には、男の子の健やかな成長を願うために家族や親族によって飾られ、その子供の成長と健康を祈る象徴となっています。



最近の五月人形は、癒しの季節飾り



しかし、最近ではその意味合いがさらに広がりつつあります。


ゴールデンウィークの長期休暇が、家族でのゆっくりとした時間を楽しむ機会として捉えられるようになってきてます。

このようなライフスタイルの変化によって、五月人形が元々持つ伝統的な価値は、新たな意味を帯び始めてきております。

家族が集まり、季節の楽しみを感じる場として、端午の節句飾りは大切な役割を果たします。



その飾りが家庭に飾られることで、家族の絆が深まり、普段のリビングはゆったりとした空間が生まれることでしょう。

伝統と現代が融合するこの風景は、五月人形が持つ意味の豊かさを示しています。

単なる飾り物ではなく、家族の絆を育む大切な要素として、五月人形は多くの人々に愛されています。



癒し 兜飾り

五月人形は、飾らないとどうなる?



【メリット】

家族の楽しさを強調: 五月人形を飾らないことで、家族はより自由な空間を楽しむことができます。

部屋のスペースは確保され、家族個々人の趣味を楽しむことができます。


【デメリット】

伝統や文化の意識の低下:五月人形を飾らないことは、ご家族は伝統や文化・季節の節目を感じる機会が少なくなります。

五月人形は日本の伝統的な行事や文化の象徴であり、季節の風物詩でもあります。

この季節を象徴する家族内のイベントが、一つ減るために端午の節句という文化の会話は薄くなり意味を知らずに育っていくこととなります。


つまり・・・


暖かい日差し、心地よくたなびくカーテンの季節の節目のゴールデンウィーク。

家族の伝統や絆を大切にすることは重要であり、五月人形を飾ることで家族が一体となり、ゆったりとした家族の空間を体験する機会を得ることができます。



五月人形は、なぜ高い?


伝統工芸品は、伝統的な技術や手法を使って手作りされることが一般的です。

熟練した職人たちが一つひとつ手作業で製作します。

独自の技術と手法: 伝統工芸品は、何世代にもわたって受け継がれてきた独自の技術や手法があります。

個々の製品へのこだわり伝統工芸品は、一つ一つが手作業で作られています。

そのため、職人は製品ごとに独自の個性や美しさを持つことや調整を加えることができます。


伝統や文化の継承手作りで製作される伝統工芸品は、作者の文化の伝統が継承され、技法が次世代に受け継がれていきます。

このように、五月人形には、製品に独自の技術や手法、個々の製品へのこだわり、そして伝統や文化の継承といった要素が含まれているからこそ、お値段がお高くなります。



五月人形(兜飾り)のお下がりはダメ?



新しい五月人形を用意するメリット


五月人形は、お腹を痛めて生まれてきたお子さんへの縁起物、お祝い、成長を見守る日本の伝統文化の表れです。

  • 最近の五月人形のデザインもコンパクトでモダン

  • お値段的にもお買い求めやすいものもある


コンパクトで価格が高くないタイプを用意することも一つの選択肢です。


【お下がりのメリット】

家系の歴史や伝統・信仰を大切にする母親であれば、お下がりの五月人形は、その愛情と願いを伝える素晴らしい方法となるでしょう。

そのお下がりの兜や甲冑には、過去の世代から受け継がれた思いや願いが込められています。

また、経済的にも出費が出ませんので家計に優しい面もあります。

新しいものよりも、家族の愛情と絆を象徴するお下がりの五月人形が、最善の選択となることがあります。



五月人形は、兜飾りと人形どちらを飾るべき?


兜飾り


【兜飾りの特徴】


兜飾りは、主に男の子の成長や健康を祈るために飾られます。

兜は戦士の勇敢さや男らしさを象徴し、家族の子供たちが健やかに成長し、立派な人として育つことを願っています。


【お顔のついた大将飾りの特徴】


お顔のついた大将飾りは、男の子の活発さや元気な成長を祈るために飾られます。

大将の顔は、笑顔や元気さ、あどけなさを表現し、子供たちの健やかな成長を願っています。

人それぞれのご家庭の傾向として、兜飾りや大将飾りの好みや意味合いは異なります。

どちらを飾るかは、家族の願いや文化、伝統に基づいて決めることができます。



五月人形は、兄弟で共有しても良い?



五月人形を兄弟で共有する場合、毎年の弟さんの心の中には

「自分の五月人形はないのかなあ・・・?」

「ボクのは、用意してくれなかったのかあ・・・?」

という懐疑心や不安が生まれることがあります。


そのような感情を踏まえると、一人に一つ用意することが望ましい場合があります。

一人に一つ用意することで、それぞれの子供が自分専用の五月人形を持つことができ、自分の成長や健康を祈ることができます。

家族内での公平性や個々の尊重が示され、子供たちの心理的な自己肯定感や満足度が高まるでしょう。


共有する場合でも、子供たちの懐疑心や不安を解消するために、ご両親は注意深く対応する必要があります。

名前旗などをそれぞれお子さんに、ご用意だけはしても良いのかもしれません。

最終的には、家族の状況や関係性、子供たちの個性を考慮しながら、納得のいく選択をすることが大切です。



双子の場合、五月人形は何個用意すれば良い?



双子の場合も、一人に一つずつ五月人形を用意することが理想的です。


双子でもそれぞれの個性や成長を祝福するために、別々の五月人形を用意することで、個々の子供たちが自分専用の祝いを受けることができます。

最近では、台屏風を兼用した双子様用の二つの兜飾りも販売されております。



しかし、ご家庭のご都合やスペースなどの問題もありますので、最近では兄弟の場合と同様、五月人形を共有しお名前旗等をお2つご用意するなどして対応しているご家庭もございます。

重要なのは、双子であってもそれぞれの子供の成長、毎年の「こどもの日のイベント」作りとコミュニケーションを大切にし、適切な選択をすることが重要です。



五月人形を購入して、GWを楽しく過ごしていきたい



五月人形を購入して、心から楽しいGWを過ごしたいという未来への気持ちは、わくわくと期待に満ちています。


家族と一緒に五月人形を飾り、伝統的な行事やイベントを楽しむことで、家族の絆が深まり、特別な思い出が生まれることを想像しています。


子供たちが元気いっぱいに遊び、笑顔あふれる家族の時間を共有し、穏やかな日々を過ごすことで心が満たされるでしょう。



今も昔も変わらぬ、親から見える端午の節句人形とこどもへの思い



子供から見える端午の節句|こどもの日 イベント

庭には、青空の下鯉のぼりが元気に風になびいてます。


初節句 鯉のぼり

まとめ|五月人形 お下がりはダメ?



結論として、五月人形のお下がりは決してダメではありません。

大切なことは、五月人形の贈り主の気持ちを毎年伝えてくことが大事です。



家族との体験を通じて、ご家族の愛情と絆をお子さんの心の中に刻んでいくことが、 五月人形の役割だと考えます。





ブログに戻る