五月人形の防虫剤・乾燥剤の入れ方・どこに入れる

5月5日の端午の節句が終わったら、お片付け。

来年まで五月人形を大切にしまいましょう。



五月人形の防虫対策

五月人形をしまう際に、どんな防虫剤・乾燥剤を使用して良いのか?迷いますよね。

また、どの程度を入れておけば良いのか?入れ方のコツや入れる場所は?

そんなお悩みにお答えいたします。



五月人形をしまう際、なぜ防虫剤を入れるの?

それは、五月人形関係のパーツ・布製品や木工製品に、
生きている虫やさらにその虫が卵を産み孵化(ふか)し繁殖することを防ぐために防虫剤を入れます。

一年後、五月人形を出した時に兜・鎧・お人形などの布部や髪の毛などを食べられていた・・・

これでは、せっかくの五月人形が台無しです。

そうならないように、防虫剤を入れておきます。

その防虫剤も、ドラッグストアに様々なものが販売されております。

どれも、効果はさまざまですが、お値段の安いものから高いものまでございます。

お写真のものは人形用ケア商品です。雛人形、五月人形に最適です。

写真は、雛人形となっておりますが、五月人形兼用となっておりますので安心してお使いください。

無臭タイプは通常品以外に人形をやさしく包むシートタイプもあります。

大変便利だな。と感じました。

また、無臭タイプは他の防虫剤と一緒に使用できます。

ニオイがつかないタイプでしたら、安心かと思います。

お好みで有臭タイプもございます。効果期間は1年間有効です。



入れる個数の目安は?入れ方は?

防虫剤を入れる数の目安は、通常一箱に一つと言う具合に考えてください。

ちょっと、大きめの箱と感じるようでしたら、もう一つ入れる程度で構いません。

具体的には、五月人形本体の箱に1つか2つ程度。

弓太刀の小さい箱には、1つ程度で大丈夫です。

たくさん入れたから、効果が倍増するものでもございません。生きている虫を、繁殖させないのが目的です。

余った防虫剤は、また保管しておいて翌年使えます。



入れるべきは、どの箱?

防虫剤を入れるべき箱ですが、五月人形の本体の箱には確実に入れてください。

次に、屏風にも入れておいた方が宜しいと思います。

屏風の絵柄部分は、布地に刺繍を施したタイプが良く使われております。

また、最近では、この屏風や飾り台を包む不織布が使われる傾向が増えております。

こちらも布という事になりますのでそちらへの虫対策としても入れておいた方が無難ですよね。

後は、刀、弓矢の弓太刀ですが、こちらにも安全策として入れておきましょう。

大切なお子様の五月人形ですので、これ一つでずっと綺麗でいられます。

少しの手間でこの先何年も綺麗な状態で五月人形を飾ることができます。

保管の仕方で翌年以降のこどもの日をどう迎えられるか影響されますので、しまう際にはしっかりと準備しておきたいですね。



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湿気に弱い五月人形は収納の際も通気性がよく換気がしやすいスペースでの保管が望ましいです。

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