五月人形 初節句 端午の節句|しきたりとは? マナー お返し 内祝い 食事会
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五月人形 初節句 端午の節句|しきたりとは?
息子のためのこどもの日への初節句。
五月人形の用意は出来ましたが、お返しとかマナーってあるのかな?
両親を呼んで、端午の節句のお祝いや食事会をしたいのですが、
どうしましょう・・・。
そんなお悩みの方に、
一般的な初節句のしきたり等を解説させていただきます。
よろしければ、ご参考にしてください。
---- 目次 ----
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- 1、五月人形の少し先は?
男の子を守る意味と、初節句に込められた想い
五月人形の四季は男の子を守る意味と、初節句に込められた想い
春の陽ざしが心地よくなるころ、
男の子が生まれて初めて迎える初節句があります。
その節目に飾ってある五月人形には、
親から子への「無事に育ってほしい」という深い願いが込められています。
五月人形のしきたりは、かつて武士の家に伝わる風習が起源です。
戦から身を守るようにと、現代では病気や災いからわが子を守る
「お守り」としての意味が受け継がれています。
初節句の四季より五月人形の由来
「飾る理由」を知れば、お祝いがもっと特別に
初節句とは、お子様が生まれて初めて迎えるお祝いのことです。
男の子の場合は、5月5日の端午の節句に五月人形を飾り、健やかな成長と幸せを願います
この風習は古く、奈良に中国から始まった「厄払いの節句」が由来とされ、
武家社会では男児の無事を受け入れて鎧や兜を贈ったりとして広まりました。
五月人形は誰が贈る?
父方・母方どっち?地域によるしきたりの違い
五月人形は誰が用意するのか?という疑問は、多くの家庭で話題になります。
一般的には母方の実家から贈られるという式がありますが、
地域によっては父より外飾り、母の方の内飾りと役割を決める場合もあります。
「この子のために贈ってくれた」という気持ちに心から感謝することです。
五月人形の飾り方としきたりのマナー
いつ飾って、いつ片付ける?
縁起を大切に
五月人形はいつ飾ればいいの?と悩まれる方も多いですが、
基本的には春分の日(3月20日頃)を過ぎた頃から飾るのが良いとされています。
この時期は春彼岸が明けた頃、
昔から「新しいことを始めるのにふさわしい」と縁起の良いタイミングです。
五月人形の種類と選ぶに宿るしきたり
兜・鎧・ケース飾り、それぞれの意味とは
五月人形には意外にたくさんの種類があることを知らないですか?
兜飾りには「守る」意味があり、
鎧飾りには全身を包んで災いから守るという願いが込められています。「へぇ、そういう意味だったんだ」と思われる方も多いのではないでしょうか。
五月人形を贈られたときのマナー お返し
大切に感謝を届ける方法
五月人形をいただいたとき、どんなお返しをすればよいのでしょうか。「内祝」という形で感謝を表す新しいものが基本とされています。
出産祝いのお返しと同じように、いただいてから1週間以内を目安にお渡しするのが丁寧です。
へぇ、早くお返しするんだ…と思われた方もいるかもしれません。
でも、気持ちが新鮮なうちに「ありがとうございます」を届けられるのは、大切なことです。
何より大切なものは、「ありがとう」の気持ちを伝えること。
その言葉に、きっと贈ってくれた方もになってくれるはずです。
初節句の食事会のしきたりや開き方
母と笑顔で囲む、お祝いの食卓演出
初節句では、お祝いの食事会を開くことも大切なしきたりのひとつです。
「誕生を喜び、成長を願う宴」として受け継がれてきました。
親として迎えるこの一日は、きっと家族にとって心に残る記念日になるはずです。
兄弟にも五月人形は必要ですか?
「一人一つ」という敷居以上の親の想い
兄弟がいる場合でも、五月人形は「一人に一つ」が理想とされています。
へぇ、共用ではダメなの?と思うかもしれませんが、
このしきたりにはそれぞれの子どもの幸せを個別に願うという意味が込められているのです。
「あなたにもちゃんと想いを込めたよ」という姿勢が、子どもの心に届くはずです。
この子だけの、たったひとつの五月人形。
それは「あなたは特別だよ」と伝える、小さな愛の証かもしれません。
五月人形の保管方法と伝統的なやり方のしきたり
毎年この気持ちを感じるために
五月人形を迎える時間は、感謝を迎える時間でもあります。
「また来年も元気でいようね」
そんな気持ちでお人形と向き合って毎年の季節がより感性豊かなイベントとなります。保管の基本は、湿気を避け、風通しのよい場所にしまう事です。
乾燥剤や防虫剤を添えて、ケースや布で丁寧に包んであげましょう。
五月人形のしきたりを次世代へ
節句の記憶を家族でつなぐ感動のアイデア集
五月人形のしきたりはただ守るべき古い風習ではありません。
「あなたが大切な存在である」という想いが静かに込められています。
初節句に兜を飾り、家族で囲む食事を楽しみ、いただいた贈り物に心からのありがとうを伝えます。
その一つ一つの積み重ねが、お子様の記憶に
「愛されていた」という感覚として残っていきます