商品説明
辰広作 白1/5・長鍬 青 5月のスカイブルーを予感!五月人形 兜飾り
サイズ:横幅35cm × 奥行き25cm × 高さ32cm

空のように、のびやかに。
水色の兜が紡ぐ、わが子へのまっすぐな願い
― 心も羽ばたくように、
やさしさと凛々しさが調和した節句の飾り ―
こんな方におすすめ
- シルバーの長鍬が印象的な、品のあるデザインに惹かれる方
- ナチュラルインテリアにやさしく溶け込む節句飾りを探している方
- 正絹組紐や織物の吹き返しなど、本格素材にこだわりたい方
- 「空のように自由に育ってほしい」と願うご両親・祖父母
ふと窓の外を見上げると、
どこまでも広がる空のように、この兜が目に映ります。
水色と白の組み合わせは、
やさしく、爽やかで、子どもの未来を映し出すよう。
初めての節句に、こうして願いをかたちにすることは、
“これから”の時間にそっと灯りをともすことでもあるのです。
前に大きく弧を描くように伸びた「長鍬(ながくわ)」は、
通常の兜よりも長く、ゆるやかに反り上がる独特な形状が特徴です。
そのすらりとした鍬形は、まるで空を割く風のように潔く、
見る人の視線をすっと上へ導いてくれます。
シルバーの鍬形は主張しすぎず、
淡い光の中で静かに輝きを放ち、空間に凛とした気配を添えます。
そこには「高みを目指して」「遠くを見渡す心を持って」
という親の願いがそっと込められているかのよう。
この兜は、子どもの背中にそっと寄り添いながら、
「自分の歩幅で、自分らしく進んでいいんだよ」と
語りかけてくれる存在です。
吹き返しには織物を贅沢に使用。
柔らかな光のもとで、品のある文様が浮かび上がります。
しころ部分には、白と淡い水色を基調とした色合い。
繊細でやさしい配色が、
力強さの中に「やわらかい感性」を宿した一体に仕上げられています。
結びの組紐には、しなやかな正絹を採用。
ふんわりと結んだそのひと結びに、
“我が子への願い”がぎゅっと詰まっているようです。
そして、淡いベージュとグレーの屏風と、灯りがともる雪洞が、
飾る空間すべてに温もりを加えてくれます。
この兜は、
空を見上げるような気持ちで、
わが子の未来を想うご家族にこそ手にしていただきたい一品。
小島辰広の手で丁寧につくられたこの兜は、
毎年の節句を“親子の記憶”としてやさしくつないでくれるでしょう。

淡い水色が美しい辰広作の兜飾りです。

5月のスカイブルーを予感させてくれます。
吹返(ふきかえし)には桜の柄をあしらい
すらっと伸びた長鍬が目を引く
コンパクトで高級感あふれる五月人形です。


小島辰広の五月人形
京甲冑のエッセンスを持ちながら
江戸甲冑の粋も併せ持つことで名高い甲冑師辰広の五月人形です。
兜飾りは五月人形・鎧飾りの省略形という方もいらっしゃいますが、
兜飾りひとつでこれほどの存在感が出せる甲冑師は多くはありません。
辰広作の五月人形は、
戦勝祈願として神社に奉納されたものを
手本としていることが多いため、
特定の武将の兜飾りを模したものではありません。
それだからこそ、
戦のあとの平和を願って
神様が喜ぶように作られた奉納兜は、
華やかで、丁寧な作りとなっています。
特徴:五月人形 作家 小島辰広 兜飾り
小島辰広の作品で特に注目すべき技法は、
「本小札(ほんこざね)」 と呼ばれる技法です。
この技法には、以下の特徴があります。
和紙を素材として使用し、何層にも重ねて厚みを持たせます。
職人の手によって、漆で塗り固め、しっかりとした形を形成します。
小島辰広の兜飾りは、鉄ではなく和紙を使用しています。
和紙を重ね、漆で固めることで、
軽さと独特の美しさを実現しています。
兜の内張りには革を使用し、
革、本小札、漆、金箔箔押しが見事に組み合わされています。
彼は伝統を重んじ、手作りの紙製本小札を製作しています。
彼の作品には、色合いや細部へのこだわりが見られます。
代表的な作品とその特徴を紹介します。
白1/5・長鍬薄紫(パープル):白い漆の本小札を使用し、優雅な印象を与えます。
1/5青長鍬(ライトブルー):薄い青色の漆の本小札が爽やかさを演出しています。
中鍬緑(グリーン):薄い緑色の漆の本小札と、くすみ緑色の組紐の組み合わせが特徴です。
小島辰広の作品は、日本の伝統を大切にしつつ、
新しいアイデアを取り入れている点が魅力です。
彼の情熱と個性は、作品を通じて見る人に伝わり、
特別な意味と美しさを与えています。
日本文化の大切な一部である五月人形を、
新たな視点で表現することで、
見る人の心に響く作品を生み出しています。
「Flower Moon」シリーズが、開発された理由
伝統を大切にしながら、現代の暮らしに自然と馴染む五月人形を...
そんな想いから生まれた「Flower Moon」シリーズ。
このシリーズがどのようにして誕生したのか、
この物語をぜひご覧ください

「Flower Moon」シリーズの開発秘話を読む
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