銀と黒のシンプルかつかっこよさで人気の五月人形です。
サイズ：横幅60cm×奥行40cm×高さ67cm
静かな迫力を放つ黒の鎧に込めた 揺るぎない信念と親の願い
強さとは何か。
その答えを胸に生きた名将、上杉謙信。
この鎧飾りには、彼の凛とした精神と、
どんなときも揺るがない信念が宿っています。
静かな黒を基調とし、細部に至るまで緻密に仕上げられたこの一式は
お子様の初節句を厳かに、そして誇らしく彩ります。
上杉家の象徴である独特の鍬形が、
背後の勇壮な屏風と調和しながら、凛とした空気をまといます。
龍と虎が描かれた背景は、困難をも乗り越える強さと、
守られる存在としての祝福の象徴。
家族の想いが詰まった空間に、この鎧はただ飾るだけでなく
心に深く刻まれる存在になります。
「どんな困難にも立ち向かえる子になってほしい」
そんな願いをこの鎧に託し、初節句の日にそっと贈る。
その瞬間の表情や笑顔は、家族にとって
かけがえのない思い出になることでしょう。
大きくなった息子がふと立ち止まり、この鎧を見上げたとき。
そこに込められた想いに気づき、また一歩前へ進む勇気を持ってくれる。
そんな未来を思いながら、今この日を迎えることができます。
時代を超えて受け継がれる志。
この鎧飾りが、我が子の人生にそっと
寄り添い続ける存在となりますように。
上杉謙信の鎧兜に忠実に作りました。
日月の前立て、龍虎の屏風がひときわ輝きます。
上杉謙信と言えば信心深いことで有名な知将です。
当時戦国武将の間に流行した「妙見信仰」という信仰に
深く帰依していたことで知られていました。
太陽と月の両方を信仰する妙見信仰を表す兜は、太陽と三日月をあしらっています。
生涯にわたって70回の戦をしていながら、敗北はたったの2回という
驚きの勝率を誇る上杉謙信は、その武力だけではなく、大変頭もよく部下も大事にしたため、
上杉謙信を慕う家来は非常に多かったといいます。
周囲の人々から慕われる賢い子に育ってほしい、勝ち戦の多い人生を歩んでほしい
という願いをもってこちらの五月人形をお求めになるお客様もいらっしゃいます。
色合いはシックにまとめ老若男女問わず人気があります。
『弓太刀』
両脇にあって兜を引き立てる弓と太刀はシンプルですが細部まで手の込んだものを選びました。
主張しすぎず、五月人形の鎧兜を引き立てます。
弓は向かって左側、太刀は向かって右側に飾ってください。
お子様を災いから守り、遠ざけ、元気で健やかに育ちますように
という祈りを込める飾り物です。
可愛いお子様が事故にあいませんように、病気にかかりませんように。
五月人形は毎年その思いを新たにする日です。
いくら時代が変わっても、親が子を思う気持ちは変わらないと思います。
日本人の思いやりを養ってきた風習が長く続いていきますように、
ひなせいはそう願っています。
『屏風』
越後の虎と呼ばれた上杉謙信にふさわしい、龍虎の屏風です。
ただ金銀で描いたものではなく、竜のうろこや虎のシマなどにホログラムの
加工もしてありますので、場所によって光の色が違うのも人気です。
龍虎は「勇ましい」という印象だけではありません。
東に青龍、西に白虎がいて中央に天子がいる状態は、
「天下泰平」を表すモチーフとして古代中国で多く愛されてきたモチーフです。
日本には虎がいませんが、そのイメージが大変武将の心をとらえたため、
戦国時代に大変流行したということです。
