五月の澄んだ空に、風がやさしく吹き抜けるこどもの日。
家族みんなが見守る中、しっかりと飾られたその姿は、
まるで未来の我が子の姿を映し出しているかのよう。
こちらは、戦国の猛将・本多忠勝公を模した、雄山作の鎧飾り。
鍬形の立派な兜が象徴するのは、何ものにも揺るがない「信念の強さ」。
決して派手ではないけれど、心の奥に燃えるまっすぐな情熱と忠義。
そんな本多忠勝の精神に、わが子の未来を重ねたくなる逸品です。
黒を基調とした鎧は、重厚感に満ちながらも品のある佇まい。
背後には龍と虎が勇ましく描かれた屏風が配され、
力強さと美しさを同時に感じさせてくれます。
飾り台の木目も落ち着いた色合いで、
お部屋の雰囲気を格上げしてくれる存在です。
サイズは85cmと迫力があり、初節句はもちろん、
毎年のこどもの日に欠かせない大切な象徴に。
「生まれてきてくれてありがとう」
「これからも、強くやさしく育ってほしい」
そんな親の深い愛情を、そっとこの五月人形に込めて届けてください。





























商品説明
五月人形の鎧 負け知らずの本多忠勝 新品 雄山作
サイズ:横幅85cm ×奥行き65cm × 高さ126cm
揺るがぬ心、まっすぐな強さを君へ
雄山作・本多忠勝公の鎧に託す、こどもの日という特別な贈りもの
こんな方におすすめ
- 勇ましくも誠実な心を育んでほしいと願うご家族
- シックで重厚感ある本格派の五月人形をお探しの方
- 和室にも洋室にも映える存在感を求める方
- 「生まれてきてくれてありがとう」を形にしたい方
- 武将のように信念を持ち、まっすぐ育ってほしいと願う方
徳川四天王のひとり、本多忠勝の具足を再現した五月人形飾りです。本多忠勝と言えば、袈裟にかけた大数珠、鹿角と獅噛の兜です。
本多忠勝は家康の忠臣たちのなかでも武勇に優れた武士として知られ、生涯の合戦の中で一度も傷を受けたことがない武将として知られています。
有名な大数珠は、倒した敵の菩提を弔うものといわれ、
戦国時代の武士の無常観を表したものとして装飾的にも後世に高い評価を受けました。
武田信玄をして「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多(平八郎)忠勝」
といわせたその武勇は遠国まで鳴り響いていました。
織田信長にも「花も実も兼ね備えた剛の者」と呼ばれ、
豊臣秀吉には「日本第一古今独歩の武士」といわれています。
生涯57度の合戦中、実戦で戦っていながらにして一つの刀傷も負わなかったその武勇は
江戸時代を通して武士の手本として語られました。
戦国武将の五月人形をお求めになる方は、モデルになった武将にこだわりがある事が多いのですが、
本多忠勝の具足は、自身をよく知らなくても甲冑に一目ぼれし、
その生涯などを知ってさらに惚れ込んでお求めになる方が多いです。
端午の節句は、五月人形を飾り男の子に降りかかる災厄を断ち切ることを
祈るためのものとして平安時代から始まりました。
勇猛果敢な五月人形を飾ることでその武将のように迫りくる災厄を切り払ってほしい
という親の願いが反映された風習です。
『屏風』
木目も美しい屏風には龍虎を配しました。
龍虎は龍が向かって右、虎が向かって左に配されている時は天下泰平のモチーフとして多くの絵に描かれてきたものです。
龍は青龍に通じ、東の方角の守り神として、虎は白虎に通じ、西の方角の守り神として親しまれてきたモチーフです。
『弓太刀』
茶褐色の鞘(さや)はプラスチックでは無く、木製で作られた本格的な商品。
また、梨地塗りと言って
金粉を混ぜ合わせ塗り上げている上塗り技法で仕上げてます。
五月節句人形業界の弓太刀とは、刀部分と弓矢部分の組み合わせが定番です。
この弓太刀セットには、更に毛皮で被された槍(やり)が付いており
業界でも数少ない貴重な槍付き弓太刀の品物となります。
五月人形は、ものも豊富でなく、命もいまよりずっと簡単に失われてしまう時代から、
生まれてきた命を大切に扱い、小さな命が無事に大人になることができるように祈る日本の大切な風習です。
ぜひ、丁寧に作られた五月人形で祝って差し上げて下さい。