商品説明
かっこいい!五月人形 徳川家康兜 加藤鞆美 限定製作品
甲冑師、加藤鞆美作の徳川家康の五月人形の兜です。徳川家康の兜には、種類がいくつかありますが、こちらの五月人形はその中でも脇立物が羊歯(シダ)になっているタイプ。
羊歯は一年を通して常緑であり、地下茎で増えるので「広がる」「増える」「枯れない」ということから、子孫繁栄のモチーフとして日本人に愛されてきました。
徳川家康が羊歯の葉を脇立物にしていたのは関ヶ原のあたりだという説と、大坂冬の陣のために作られたという説と両方あります。徳川家康の人生の中でも、天下泰平に向かった最後の兜ということで名高い兜です。ちなみに、最後の大坂夏の陣では「兜をかぶるに及ばず」ということで、家康は兜をかぶらなかったという逸話も残っています。
徳川家康は、江戸幕府200年の祖を築いた人物として「神君」と呼ばれる名高い武将ですが、決して傲慢ではなく、「人の上に立ちながらも人を下に見ず」という名言を残しています。辛いことがあってもあきらめず、失敗を恐れず、本質を見極めようとする真摯な姿勢が天下統一を成し遂げた原因であるといわれています。
家康の家来は結束力の固いことで有名でした。決して「人を下に見ず」家康が接した結果、三河武士は勇猛果敢な軍勢として天下に名をとどろかせました。「三河武士はみな敵のほうを向いて倒れる。逃げて背中を見せて倒れる武士はいない」として恐れられるほどの忠義心は、徳川家康の人徳によるものだったといわれます。
人徳が愛された徳川家康は、五月人形のモチーフとしても愛されています。
丁寧に作られた兜を見守るのは、龍虎が描かれた屏風です。板の木目も美しい屏風に描かれた龍虎は、天子だけが従えることができる天下泰平の象徴です。
逞しく勇ましく育ってほしい。そして、人の信頼を集める誠実な人に育ってほしい。常に泰然として人望を集めてほしい…そのように考える方にピッタリの五月人形です。
かっこいい!五月人形 徳川家康兜 加藤鞆美 限定製作品
間口60cm×奥行40cm×高さ66cm