商品説明
渋くておすすめ 五月人形 毛利元就兜 加藤鞆美作
加藤鞆美先生の兜の中で1/2は1/3よりも一回り大きな兜です。阿古蛇(あこだ)という楕円形で横11センチ×奥13センチ。実在している兜、鎧の1/2の大きさになる毛利元就の甲冑。
「1本の矢では折れてしまうが、3本の矢をまとめると折れない。だから、兄弟力を合わせて挑めば良い。」という、覚えのある名文句のこの兜。
頭の鉢(はち)は精密な阿古蛇(あこだ)と言う楕円形。
実際、人の頭は楕円形で"密着性が良い"という事で作られていた兜の鉢(はち)です。
複数の形状の金具を合わせて手作業で形成しますので、ちょっと作りが複雑です。加藤鞆美先生の阿古蛇(あこだ)の兜は数少ないですが、おすすめの五月人形です。
弓太刀は戦う為でなく、「魔除け」として兜と一緒にお飾りします。
長い弓には神が宿ると考えられていました。弓と刀を両側に飾るという事は、家来がちゃんとお側を固めて大将である甲冑を守ってくれているという役目があります。弓と太刀には「邪気や魔が近寄って来ないように」する魔除けの意味です。
茶褐色の鞘(さや)はプラシックでは無く、木製で作られた本格的な鞘(さや)。また、鞘(さや)は梨地塗りと言って金粉を混ぜ合わせ塗り上げている上塗り技法で仕上げています。
矢羽根(やばね)は、矢に取り付ける鳥の羽根です。
台屏風は天然の素材をふんだんに活かし古民家調の雰囲気を醸し出させております。蒔絵の方は、緑のぼかしに二本の刀の絵柄。中々目にしない屏風のデザインです。ひなせいが図案を起こし工房で描いています。日本的、そして伝統的なイメージ、尚且つオシャレなデザインを作り上げました。上品さ・気品さが違います。
質感たっぷりの五月人形をお求めの方におすすめな作品です。
渋くておすすめ 五月人形 毛利元就兜 加藤鞆美作
間口75cm×奥行46cm×高さ72cm